診療案内

EXAMINATION

診療科目

  • 総合診療科

    元気がない・食欲がないなど、動物たちの症状はつかみどころのないもの(不定愁訴)が多くみられます。こうした症状が続く子や症状の重い子に関しては負担の少ない検査から進めていくことで原因を明らかにすることが大切です。

  • 予防医学

    ペットたちの健康管理は「予防」が非常に重要です。何かが起こる前に「予防できること」を飼い主様が選択してあげることで、病気の早期発見・早期治療が可能になります。

  • 皮膚科

    人の皮膚に比べて動物たちの皮膚は非常に薄くデリケートです。そのため皮膚の病気は非常に多く、その原因は様々です。治療には内服薬や外用剤のほかに、シャンプーなどのスキンケア、食事改善や生活環境改善などがあります。

    こんな症状

    皮膚が痒い、赤い、フケが多い、抜け毛が多い、ベタベタしている、毛が生えてこない、皮膚が黒い、皮膚が硬い

  • 眼科

    動物たちの生活で視覚は非常に重要です。眼は動物にとって表情やチャームポイントでもあります。眼の充血やしょぼつき、あるいは物によくぶつかることが増えてくるといった症状が見られたら眼の異常を疑います。

    こんな症状

    目が赤い、目をしょぼしょぼしている、物にぶつかる、涙・目やにが多い、目が白くなってきた、目にできものがある

  • 循環器内科

    循環器科とは心臓・血管系を診る診療科です。 心臓は生命維持に直接かかわるので、心臓病はとても注意が必要な病気ばかりです。症状が出る前から緩やかに進行していることが多く、定期的な健診を行っている場合には初期の段階で把握できることもあります。

    こんな症状

    咳をする、疲れやすい、呼吸が荒い、突然倒れる

  • 老齢医学

    動物たちの平均寿命が伸びて高齢化が進んでいます。長く生きてきたことで少しずつ色々な病気のリスクが上がります。高齢動物たちの体では心臓疾患や関節疾患、消化器疾患、さらには認知障害まで様々な病気が知らないうちに進行していることがあります。一つの病気だけでなく、複数の病気に罹った場合は複数の診療科目を横断的に治療していく必要があります。

  • 神経科

    神経自体は身体の隅々にまで分布していますが、問題となりやすいのは脳神経と脊髄神経です。発作や起立困難といった症状が代表的な症状です。

  • 歯科

    動物では毎日歯磨きをしてきれいにすることが難しく、そのため歯周病の割合は非常に高いのが現状です。歯周病になってしまうと口臭が気になるのはもちろんのこと、膿が溜まることによって顎の骨が溶かされたりひどい場合には敗血症となることもあるため、定期的な歯石除去が必要です。

  • 消化器内科

    嘔吐・下痢・便秘・食欲不振などの症状が当てはまります。一過性に起こる軽度なものから専門的な検査・治療を必要とする重篤なものまでその病態は幅広く、特に慢性経過をたどるものに関しては慎重な治療が重要です。

  • 呼吸器内科

    動物にとってとても重要な酸素を体内に運ぶ肺や気管、鼻などを診る科です。呼吸が荒くなったり呼吸音がおかしかったり咳をするようになることが特徴的な症状です。

  • 腎泌尿器科

    尿には身体にとって不要となった水分や老廃物が含まれており、泌尿器科は尿を身体の外に排泄する役割を担う腎臓・尿管・膀胱・尿道を扱う分野です。排尿に異常をきたすと身体に水分や老廃物が蓄積してしまい、体調悪化の要因となります。尿の量や回数だけでなく、色の変化にも注意が必要です。

  • 整形外科

    骨・関節・筋肉といった運動器に関わる分野です。治療のために手術を行うこともありますが、近年では手術をせずに治療することも増えてきました。運動器で異常をきたすと痛みを伴うことが多く、快適な生活を考える上で非常に重要です。

  • 耳科

    耳の病気は非常に多く、重症化すると平衡感覚を失ってしまうこともあります。また、中耳炎や内耳炎は神経疾患と関連する場合もあります。

  • 内分泌科

    内分泌物質とはいわゆるホルモンのことですが、ここではホルモンを分泌する臓器や代謝性疾患を扱います。内分泌疾患には特異的な症状がなく発見が遅れがちになることが多いため、特に老齢期では定期的な健康診断などで検査していくことが理想的です。

  • 腫瘍科

    動物の長寿高齢化が進むにつれて「がん」を経験する動物たちが増えています。がんは身体のいたるところで発生し得ることから、症状の出方も様々です。また、治療法に関しても外科的手術・抗がん剤など投薬による内科的治療・放射線治療が主体となり、その組み合わせで適切に治療していく必要があります。当院ではご家族とじっくり相談し、一人ひとりの動物たちに適した治療を組み立てています。

  • 自己免疫疾患

    自分の免疫システムが自分の体を攻撃することで発症する病気を「自己免疫疾患」と呼びます。動物たちでは皮膚、血液、眼、関節、腎臓などにこれらの病気がよく発生します。免疫抑制剤などで治療していきますが、治療する上でご家族の協力が非常に重要な疾患です。